ナイアシン(ビタミンB3)
≪ビタミンとは≫ 水溶性ビタミン ビタミンB1 ビタミンB2 ナイアシン(ビタミンB3) パントテン酸(ビタミンB5) ビタミンB6 ビタミンB7(ビオチン) 葉酸(ビタミンB9) ビタミンB12 ビタミンC 脂溶性ビタミン ビタミンA ビタミンD ビタミンE ビタミンK ≪ミネラルとは≫ カルシウム カリウム マグネシウム 鉄 | ![]() | 【ビタミンB3について】 水溶性ビタミンのため、普通の食生活においては摂り過ぎの心配はありません。 ≪はたらき≫ たんぱく質や糖質の代謝を司り、神経や脳機能の正常化、性ホルモンの合成などに関わっています。 皮膚、舌、消化器、精神機能などの健康維持、解毒作用、老化防止の作用も持っています。 ≪欠乏すると≫ 手足や顔などに皮膚炎が起きたり、口内炎、口角炎、舌炎といった粘膜の障害、 食欲不振、消化不良、下痢などの胃腸障害、 性ホルモン、副腎ホルモン、インシュリンなどのホルモン合成の低下を引き起こします。 ≪過剰症≫ 尿酸値が上がり痛風発作を起こしたり、肝機能の異常、消化性潰瘍の悪化、吐き気、腹痛、下痢、精神障害など。 ≪含まれている食品≫ かつお、さば、ぶり、いわし、レバー、豆類等。 ≪一日の摂取推奨量≫ 成人男性 :16mg 成人女性 :13mg 妊婦 :+4mg 授乳婦 :+7mg ≪含有量(各100gあたり)≫ かつおぶし・・・45.00mg インスタントコーヒー(粉)・・・36.10mg かつお・なまり節・・・35.00mg 干ししいたけ(乾)・・・18.00mg 落花生(乾)・・・17.00mg バターピーナッツ・・・17.00mg ナイアシン(ビタミンB3)のお話 水溶性ビタミンです。 熱や酸、アルカリに強く、普通の調理方法では分解されることはないようです。 動物や植物に広く含まれていて、人間の新陳代謝の副産物として体内で生成されます。 そのため、ビタミンという名を通常は使わず、「ナイアシン」と言うようです。 しかしながら、所要量を満たすまでにはいかないようです。 ナイアシンの働きは、たんぱく質や糖質の代謝を司り、神経や脳機能の正常化、性ホルモンの合成などに関わっています。 また、皮膚、舌、消化器、精神機能などの健康維持にも必須のビタミンなのです。 そのほか、解毒作用、老化防止の作用も持っています。 かつお、さば、ぶり、いわし、レバー、豆類には多く含まれていて、 アルコール、砂糖、抗生物質などはナイアシンの吸収を妨げます。 また、とうもろこしにはナイアシンの働きを失わせる物質が含まれているそうなのです。 ワタクシはとうもろこしはとても好きなので、ナイアシンは別の時間帯の食事でしっかり摂らなければなと思いました。 ナイアシンが不足すると、手足や顔などに皮膚炎が起きたり、口内炎、口角炎、舌炎といった粘膜の障害が起こります。 また、食欲不振、消化不良、下痢などの胃腸障害も引き起こします。 さらに、性ホルモン、副腎ホルモン、インシュリンなどのホルモン合成の低下も引き起こすようです。 アルコールを多く飲む人や成長期の子ども、激しい運動をする人、ベジタリアンの人、ストレスの多い人、糖・でんぷんを極端に摂る人は、ナイアシンを多く摂取する必要があります。 ナイアシンは水溶性ビタミンですので、必要以上は尿として排泄されますので、過剰症の心配は必要ありませんが、 病気の治療でナイアシンを大量に摂取する場合などは、過剰摂取によっては様々な症状を引き起こしてしまうようですので注意が必要です。 たとえば、尿酸値が上がり痛風発作を起こしたり、肝機能の異常、消化性潰瘍の悪化、吐き気、腹痛、下痢、精神障害などが上げられています。 |