パントテン酸(ビタミンB5)
≪ビタミンとは≫ 水溶性ビタミン ビタミンB1 ビタミンB2 ナイアシン(ビタミンB3) パントテン酸(ビタミンB5) ビタミンB6 ビタミンB7(ビオチン) 葉酸(ビタミンB9) ビタミンB12 ビタミンC 脂溶性ビタミン ビタミンA ビタミンD ビタミンE ビタミンK ≪ミネラルとは≫ カルシウム カリウム マグネシウム 鉄 | ![]() | パントテン酸(ビタミンB5)について 水溶性ビタミンのため、普通の食生活においては摂り過ぎの心配はありません。 ≪はたらき≫ 糖質、脂質、たんぱく質の代謝に関わっています。 ステロイドホルモンの合成分解反応に不可欠な栄養素。 副腎の機能を助けたり、抗ストレスの働きをしたり、 皮膚や毛髪、神経組織を正常に保ちます。 善玉コレステロールを増やして、心臓や血管の病気の予防にも役立っています。 ≪欠乏すると≫ 皮膚や毛髪のつやがなくなったり(抜け毛、薄毛、ハゲ)、手足のしびれや疲れやすいなどの症状、 免疫力の低下、自律神経失調症、アレルギーなどの症状を引き起こします。 ≪過剰症≫ 特には認められていません。 ≪含まれている食品≫ たいていの食品に含まれているのですが、特に、レバー、納豆、鶏肉等に多く含まれています。 ≪一日の摂取目安量≫ 成人男性 :5.0mg 成人女性 :5.0mg 妊婦 :+1.0mg 授乳婦 :+2.0mg ≪含有量(各100gあたり)≫ 豚レバー・・・2.5mg ひき割り納豆・・・3.3mg アボカド・・・3.0mg ナッツ類・・・3.0mg パントテン酸(ビタミンB5)のお話 水溶性ビタミンなので、必要以上は尿として排泄され、貯めておくことができません。 パントテン酸の「パントテン」とは、「どこにでもある」というギリシャ語に由来しているように、様々な天然食品に含まれています。 腸内細菌によっても合成されるので、通常の食生活をしている人は不足する心配はまずないと言われています。 パントテン酸は、体内ではコエンザイムAという補酵素の一部として働き、糖質、脂質、たんぱく質の代謝に関わっています。 ステロイドホルモンの合成分解反応に不可欠な栄養素です。 副腎の機能を助けたり、抗ストレスの働きをしたり、 ナイアシンやビタミンB2と協力して働いて、脂肪酸など体の構成成分の合成と分解を促進して、皮膚や毛髪、神経組織を正常に保ちます。 また、善玉コレステロールを増やして、心臓や血管の病気の予防にも役立っています。 不足することは滅多にありませんが、もしも不足すると、皮膚や毛髪のつやがなくなったり(抜け毛、薄毛、ハゲ)、手足のしびれや疲れやすいなどの症状を引き起こします。 その他にも免疫力の低下、自律神経失調症、アレルギーなどの症状も出るようです。 しかし、ほとんどの場合は不足することはありませんが、糖質をたくさん摂る人は注意が必要のようです。 パントテン酸が含まれる食材としては、たいていの食品に含まれているのですが、特に、レバー、納豆、鶏肉等に多く含まれているようです。 |