ビタミンA
≪ビタミンとは≫ 水溶性ビタミン ビタミンB1 ビタミンB2 ナイアシン(ビタミンB3) パントテン酸(ビタミンB5) ビタミンB6 ビタミンB7(ビオチン) 葉酸(ビタミンB9) ビタミンB12 ビタミンC 脂溶性ビタミン ビタミンA ビタミンD ビタミンE ビタミンK ≪ミネラルとは≫ カルシウム カリウム マグネシウム 鉄 | ![]() | ビタミンAについて 脂溶性のビタミンなので、油に溶ける性質を持っていて、加熱にも強い栄養素です。 レチノール類(動物性食品に含まれている成分のこと)とカロテン類(主に緑黄色野菜に含まれている)との2種類があります。 ≪はたらき≫ 目や粘膜、皮膚の健康を保ち、成長を助けたり、病気の回復を助けたりします。 色を見る力にも関わっていて、特に夜盲症や視力低下を防いでいます。 また、呼吸器系統の病気の感染に対して抵抗力をつける、生殖機能を維持する、などの効果もあります。 ≪欠乏すると≫ 粘膜が乾燥しやすくなり、そのため目が乾いたり、肌がカサついたり、風邪をひきやすくなります。 また、胃腸の粘膜が傷つきやすくなる、髪が傷む、爪がもろくなるなどの症状も現れます。 ≪過剰症≫ 通常の食事だけでは過剰症になることはまずありませんが、 ビタミン剤などから過剰摂取すると、急性中毒症や頭痛、疲労感、吐き気、睡眠障害、食欲不振、皮膚の荒れなどを引き起こします。 ≪含まれている食品≫ レチノールが多く含まれている食品は、うなぎの肝、鶏レバー、豚レバーなど。 βカロテンは、かぼちゃ、春菊、人参、モロヘイヤなど。 ≪一日の摂取目安量≫ 成人男性 :600μg 成人女性 :540μg 妊婦 :+60μg 授乳婦 :+ 300μg ※1μg(マイクログラム)は1gの百万分の一で、1000000μg=1gです。1000μg=1mg。 ≪許容上限摂取量≫ 成人男性 :1,500μg 成人女性 :1,500μg 妊婦 :1,500μg 授乳婦 :1,500μg ≪含有量(各100gあたり)≫ レチノール含有量 鶏レバー・・・14,000μg 豚レバー・・・13,000μg うなぎの蒲焼・・・1,500μg 銀だら(生)・・・1,100μg ゆで卵・・・130μg βカロテン含有量 モロヘイヤ(ゆで)・・・6,600μg にんじん(ゆで)・・・7,500μg かぼちゃ(ゆで)・・・3,900μg 春菊(ゆで)・・・5,300μg ほうれん草(ゆで)・・・5,400μg ![]() 100gあたりビタミンAが4,790μg含有しています。 βカロテンは57,500μg含有しています。 ビタミンAのお話 脂溶性のビタミンで「目のビタミン」と言われるほど、目との関係が深いビタミンです。 ビタミンAは、ムチン層をつくり、目を乾燥から守る働きがあります。 目や粘膜、皮膚の健康を保ち、成長を助けたり、病気の回復を助けたりします。 色を見る力にも関わっていて、特に夜盲症や視力低下を防いでいます。 また、呼吸器系統の病気の感染に対して抵抗力をつける、生殖機能を維持する、などの効果もあります。 脂溶性のビタミンなので、油に溶ける性質を持っていて、加熱にも強いので、にんじんやにら、ほうれん草などの緑黄色野菜は炒め物にすると、たくさん吸収することができます。 生の野菜でも、ドレッシングをかけるなど、油脂と一緒に摂ることで吸収が良くなります。 過剰摂取については、通常の食事だけでは過剰症になることはまずないとのこと。 しかしながら、ビタミン剤などから摂取すると、体内に蓄積されやすく、過剰摂取すると急性中毒症や頭痛、疲労感、吐き気、睡眠障害、食欲不振、皮膚の荒れなどを引き起こす場合もあるようです。 ビタミンAは、レチノール類(動物性食品に含まれている成分のこと)とカロテン類(主に緑黄色野菜に含まれている)との2種類があります。 レチノールは、吸収されるとそのまま肝臓にビタミンAとして貯えられ、βカロテンは消化・吸収されるときに、ビタミンAに変換されます。 レチノールが多く含まれている食品は、うなぎの肝、鶏レバー、豚レバーなど。 βカロテンは、かぼちゃ、春菊、人参、モロヘイヤなど。 ビタミンAが不足しますと、粘膜が乾燥しやすくなり、そのため目が乾いたり、肌がカサついたり、風邪をひきやすくなります。 また、胃腸の粘膜が傷つきやすくなる、髪が傷む、爪がもろくなるなどの症状も現れます。 腸やすい臓に疾患があると、欠乏症になるリスクが高くなります。 また、疲れやすい人や、風邪をひきやすい人、成長期にある子ども、授乳中のママなどは積極的に摂りたいビタミンですので、意識をして摂るように努めましょう。 |